スケットダンス25話

 スイッチと、その弟の幼馴染である沙羽の元に強迫状が届けられた。沙羽は、数日前からストーカーの被害にあっていた。
 スイッチは、警察に届けるべきだという。対して、弟は、冷静にアドバイスをする。その状況をみた兄は、自分では沙羽を守れないと思い、弟に沙羽と2人で防犯グッズを買いに行くことを提案する。
 スイッチが家にいると、沙羽の友達がやってくる。その友達は、ストーカーの男の情報をもってきたようだった。
 沙羽の友達は、その男が、以前ナイフで人を刺したことがあるような危険人物であるという。
 そんな中、沙羽をストーカーしている男が沙羽の家に現れる。そこで、スイッチは、その男を捕まえ問い詰める。しかし、その男が話している内容と、沙羽の友達が言っていることが違っていた。
 その男が言うには、傷害事件を起こしたことがあるのは、沙羽の友達自身だった。
 その友達は、真実がばれたショックなや、沙羽への思いから、沙羽と弟の元へ行き、弟を刺し殺してしまう。
 その後、スイッチは、弟が呼ばれていたあだ名と容姿をまねることにする。

 スイッチは、自分が沙羽と弟が付き合っていると言ったせいで、スイッチが死んでしまったと思い自分を責めていた。
 訂正したくても、もう遅い。誰かが死んでしまっては、もう取り返しがつかない。スイッチは、自分の一言がこんなことになるとは思っていなかっただろう。
 このように間違いが起こるときの言葉は、発するときに心が痛むものだ。そのときに止めることができていたら……。
 スイッチは、本来のスイッチである弟を、失ってはいけないと思い、スイッチの姿となった。
 客観的に見れば、自分がスイッチの代わりになろうとしているようにみえるだろう。しかし、それとはまた違った、スイッチという存在を失くしてはいけないという思い。
 代わりになるということとどう違うのかは上手く説明できないが、兄は、弟の声と自分の声を合わせて、現在のスイッチの声を作ったことからも、ただ、代わりになるということとは違うのだろう。

2011年10月10日

このページの先頭へ